アメリカ連邦議会・上下両院の合同会議で起きてしまった事件

1月6日、アメリカ連邦議会・上下両院の合同会議が開催されました。時差がありますので、日本では1月7日のことでした。ところが、誰も予想しなかったような事が起きてしまいました。

合同会議に群衆が押し寄せ、選挙人投票の認証が中断され、議員が緊急避難する事態が発生してしまいました。世間では、「トランプ大統領の支持者達が侵入した」とする報道が行われています。ですが、これは本当のトランプ大統領の支持者達によるものではなく、群衆に紛れ込んだ「反政府勢力のアンティファ」が行ったものであるようです。「看中国【日本】ビジョンタイムズ・ジャパン」さんの動画では、そのことが解説されています。

驚いたことに、警察が誘導して招き入れた模様も映し出されています。警察の一部が、アンティファと通じているということなのでしょうか。

【参考動画】「看中国【日本】ビジョンタイムズ・ジャパン」
議会への突入　アンティファとBLM 主導していた可能性が高い

アンティファのメンバーが、偽装してトランプ大統領を支持する服装をしていては、外見からアンティファであると見抜くことは困難です。

合同会議では、各州の選挙人による投票結果の証明書がアルファベット順に読み上げられ、3番目のアリゾナ州の結果（バイデン氏11票）をめぐり、共和党のポール・ゴーサー下院議員（アリゾナ州）やテッド・クルーズ上院議員（テキサス州）が異議を申し立てました。そのため、上下両院がそれぞれアリゾナ州の投票結果について審議を行っていたところ、上記のような、群衆が議場へ押し寄せるといった事件が起きてしまいました。

アリゾナ州の投票結果について審議が行われることは、アリゾナ州の人たちだけでなく、多くのトランプ大統領支持者が望んでいたことだと思います。それが、群衆の乱入によって中断されてしまったのです。

多くの議員が異議申し立てをする姿を、みせたくない反トランプ勢力がアンティファを使って、このようなことを画策したのでしょうか。

多くの心ある議員達が、今回の選挙について異議を唱えて、激戦州6州（アリゾナ、フロリダ、ミシガン、ノースカロライナ、ペンシルベニア、ウィスコンシン、ニューメキシコ州も加えると7州）の選挙票が無効となり、トランプ大統領の再選が決まる歴史的な日になると思っていました。

ですが、あのようなアンティファの乱入事件に驚いた議員達は、できるだけ早く会議を終わらせようと考えたのか、激戦州6州の票が無効にされることもなく、合同議会は終了しました。あのような事件の後では、議員達は冷静な判断はできなかったと思います。

アリゾナ州での民主党のジョー・バイデン氏の勝利認定に対する異議申し立てについて、上院では反対93票、賛成6票で、下院では反対303票、賛成121票で否決されてしまいました。下院では共和党議員82人が、民主党議員らと共に反対票を投じました。

このような不幸な事件が起きた後、トランプ大統領は「帰宅してください」とメッセージを出しています。ですが、そのメッセージをあろうことかツイッター社が削除し、さらに、トランプ大統領の投稿を制限するといったことまでしています。どうして、この大統領のメッセージが制限されなければならない内容なのか、理解できません。

「NTD Japan」さんの動画より、和訳の文書を引用させていただきます。

あなた方の痛みは分かる。あなた方の苦しみも分かっている。私たちの選挙は盗まれた。それは地滑り的な大勝だった。皆知っている。向こう側の連中も知っている。

だが今は家に帰るべきだ。平和を保つ必要がある。法と秩序を守る必要がある。法と秩序を守る偉大な人たちへの敬意が必要だ。誰も傷つけたくない。

たしかに今は未曽有の厳しい時だ。こんなことが起きるなんて、私たちが、私が、あなた方が、私たちの国が略奪を受けるなんて。これは不正にまみれた選挙だった。

だがあの連中の術中に嵌るわけにはいかない。平和を守る必要がある。だから家に帰ろう。あなた方を愛している。あなた方は特別な存在だ。

あなた方は何が起きたかを目撃した。連中のやり口を見た。実にひどい。実に邪悪だ。あなた方が今どう感じているか、私には分る。だが家に帰ろう。無事に家に帰りなさい。

【参考動画】SNS各社が削除したトランプ大統領の動画「帰宅してください」PRESIDENT TRUMP: GO HOME, WE NEED PEACE